【 Vol.4】婦人科医との上手な付合い方    婦人科 坂本伊豆美
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●産婦人科はお産をする人が行くところと思っていませんか?

確かに産科にはその要素がありますが、婦人科はお産に関係した方はいらっしゃいません。
むしろ、‘女性科’とでも言いましょうか女性のことなら何でも診ますくらいの気持ちです。
月経が始まったらなんでも相談できる婦人科の医師を見つける努力をしましょう!

生理が始まったころは生理不順だったり、生理の量はこれでよいのかと心配したり、
生理痛があったり、たいしたことでもないのに不安だらけだったように思います。
そのうち、セックスに対するからだの心配がでたり、性感染症のきちんとした知識が欲しかったり 、
避妊の方法の相談ができる人がいたらなと思い。年とともに妊娠、出産。
これと並んで婦人科検診を毎年受けましょう。

中年というくらいになってきたら、子宮筋腫や子宮内膜症も多くなってきます。
更年期に入ってきたら、いろいろの変化がからだに出てくることがよくあります。
きっと、婦人科医がお手伝いできることがあると思います。
まだまだいろいろ、役に立てることがあると思っています。

子宮癌はいろいろな癌の中で、その自然史がとてもよく研究されており、
正常から前癌病変(異形成上皮)へ、さらに癌に進んでゆく変化が解明されています。
子宮頚癌検診は膣の方から子宮癌の一番出来やすいところの細胞を綿棒で採取し、特別な染色をして、
顕微鏡を見て診断します。早期に発見できれば100%近く治せる癌と言えます、
妊娠、出産も可能です。
1年に1回だけで良いですから婦人科にいらしてください。

最近、若い方の間でクラミジア感染症(性感染症)が爆発的に増えています。
特に女性のほうが症状が現れにくいため、治療が遅れがちです。
なんとなくおりものが少し増えたかなという程度で、何にも感じない方もいます。
ひどくなると腹膜炎を起こしたり、さらに悪くなったときには肝臓の周囲に膿瘍を作ったりすることさえあります。
また、不妊症の原因の多くを占めているのではないかと言われています。
治療薬の中には1回二人で飲めば治るものもありまので、気楽にチェックしてみましょう。

どうぞ、婦人科と仲良く付き合っていってください。

             


 


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