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スタンダードSMAS弁法に比較すると拡大手術にはなりますが、リスクやダウンタイムはそれほど変わらず、少しでも効果を高める工夫を盛りこんだ独自の術式で、最もおすすめの方法です。
その内容を要約すると、ラテラルスマセクトミー+脂肪吸引(口角部・顎下部)+皮下脂肪弁による側頭リフト+シルエットリフトによる頬脂肪体の吊り上げです。
①皮膚切開(図6a)
耳周囲の皮膚切開はスタンダードSMAS弁法とほぼ同じで、これに側頭リフトの毛髪内W型切開を組み合わせた(連続させた)ものになります。
②皮下剥離(図6a)
皮下剥離の範囲は、耳前部では顔の中心に向かって7〜8㎝、耳下部では首の方へ4〜5㎝、耳後部は毛髪の生え際まで、側頭部は生え際から1㎝前方までです。したがってスタンダードSMAS弁法に比べると、皮下剥離範囲はやや広くなります。皮下剥離を進めながら、支持靱帯(retaining ligament)のうち、頬骨部靱帯(zygomatic ligament)と咬筋部靱帯(massetelic ligament)を切離します。
③SMASの切開・剥離・引き上げおよび靱帯切離(図6a、b)
前述のように、従来型のSMAS弁法でもあごからあご下にかけてのたるみ改善効果は十分にありますが、鼻唇溝など中顔面の改善については、実はあまり期待できません。
ラテラルスマセクトミーは、スタンダードSMAS弁法よりさらに顔面中央寄り、具体的には耳垂(耳たぶ)の少し前方と外眼角(目尻)を結ぶ線上でSMASを切開し、そこから前方にSMAS下を剥離した後、SMASを紡錘形に切除して切り口を縫合します。
縫い縮められるSMASの幅は、スタンダードSMAS弁法(耳前部での縫縮)ではせいぜい1〜1.5㎝程度ですが、ラテラルスマセクトミーでは最大3㎝ほどが可能です。SMASを切除する方向が鼻唇溝に平行であることも手伝って、口元のたるみや鼻唇溝の改善が期待できます。なお、SMASを単に縫い縮めるだけではなく、最近ではここからSMAS下を更に前方に剥離し、頬骨部靱帯、咬筋部靱帯を切り離しています。
また、顎下部のたるみが強い場合にはSMASの一部(下部)は切除せずに弁状に残し、これを回転しながら後方に引き上げ、耳後部に縫合固定します。
④脂肪吸引(図6a)
口角部や顎下部の脂肪吸引を併用することで、たるんだ組織の重量が軽くなり、SMASや皮膚の引き上げを行う際に可動性が良くなる効果があります。
ただし、口角部・頬部の脂肪吸引は、SMASの強度を低下させる恐れがあり、牽引力を十分にかけられなくなる場合もあるので、あくまでも控えめに行うことが大切です。
一方顎下部の脂肪吸引は、SMASの強度に影響がないので、できるだけ十分に行います。なお、脂肪吸引を行うために皮膚切開を追加する必要はなく、耳前部の切開からカニューレ(吸引管)を挿入して行います。
⑤側頭(こめかみ)リフト(図5b、c)
側頭リフトの詳細は前述のとおりで、これをラテラルスマセクトミーに組み合わせて行います。
→側頭リフトの詳細はこちら
⑥シルエットリフトの併用による「頬脂肪体」の引き上げ(図6b)
特殊な糸を用いたスレッドリフトは、わずかな皮膚切開のみで行う簡便なリフトアップ手術です。
本来は本格的なフェイスリフト手術までは希望しない方に適した方法ですが、それに用いる糸の特徴を生かし、フェイスリフト手術に併用することにより、特に中顔面のたるみ改善効果を期待します。
糸(スレッド)にはいくつか種類がありますが、ここで用いるシルエットリフトは、糸に取り付けられた複数の「コーン」が皮下脂肪にしっかり引っかかることで、比較的簡単にたるみを引き上げることができます。SMASリフトを行っても「頬脂肪体」の下垂を直接引き上げるのが難しいので、シルエットリフトをこの脂肪体に通して(通常片側2本ずつ)側頭筋膜に固定します。
トータルフェイスリフトでは側頭部の皮膚切開・皮下剥離がなされているので、新たな切開を加えることなく、極めて簡単にこの操作を追加することができます。
→シルエットリフトの詳細はこちら
⑦皮膚切除・縫合
耳周囲で余剰となった皮膚を切除します。従来のSMAS弁法では皮膚を後方に引っ張るイメージでしたが、ラテラルスマセクトミーでは皮膚がほぼ真上に引き上がります。たるみの多い方では、皮膚を無理に引っ張らなくても3㎝ほど上方に移動した状態でトリミングすることになります。 |
ススタンダードSMAS弁法に比べて、皮下剥離の範囲を限定し、SMASを弁状にはせずに(SMAS下の剥離もほとんど行わない)少量切除して縫い縮める方法です。その結果余剰となった皮膚はある程度切除します。
手術の負担が比較的軽く、腫れや出血なども少ないので、術後回復が早いのが利点です。 比較的若く(30代〜40代)、たるみがそれ程ひどくはないが気になるという方におすすめです。このような適応からすると、最近流行となっているスレッドリフトとどちらを選択するか、悩ましいところです。
ミニリフトは負担が軽いとはいっても耳周囲の皮膚切開は行うので、それに抵抗を感じる方はスレッドリフトがよいでしょう。
ミニリフトはスレッドリフトに比べて、アゴから首のラインをシャープにする効果が高く、またそれが長く維持されます。
しかし頬脂肪体の引き上げ効果はむしろスレッドリフトの方が優れていると思われます。そこでこれらの方法を組み合わせて行うのも有効です。
①皮膚切開
スタンダードSMAS弁法に近似した耳周囲の切開を行いますが、通常耳後部の切開線はやや短くなります。縮小手術とは言え、余剰皮膚を歪みなくきれいに処理するには、皮膚切開はある程度しっかり行う必要があるのです。
②皮下剥離
スタンダードSMAS弁法よりも狭く、耳前部、耳下部ともに3〜4㎝程度です。
③SMAS切除・縫縮
耳前部から耳下部にかけてSMASを幅1〜1.5㎝切除し、縫い縮めます。
④皮膚切除・縫合
他の術式と同様、余剰となった皮膚は切除し、縫合します。 |
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手術法
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手術時間
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麻酔法
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術後管理
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料 金
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スレッドリフト
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1〜1.5時間
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局所麻酔
または
+静脈麻酔
+マスク麻酔
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日帰り
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1本100,000円
(税込105,000円)
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ベーシックフェイスリフト
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2〜3時間
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局所麻酔
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日帰り
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1,200,000円
(税込1,260,000円)〜
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スタンダード
SMAS弁法
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4時間
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局所麻酔
+静脈麻酔
+マスク麻酔
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1泊入院
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1,600,000円
(税込1,680,000円)〜
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オリジナル
トータルリフト
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5〜6時間
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局所麻酔
+静脈麻酔
+マスク麻酔
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1泊入院
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1,900,000円
(税込1,995,000円)〜
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側頭リフト
(単独)
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2時間
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局所麻酔
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日帰り
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750,000円
(税込787,500円)〜
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手術時間はあくまでも目安であり、患者様によって異なります。
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局所麻酔 + 静脈麻酔 + マスク麻酔は、当クリニックで推奨している麻酔法で、経験豊富な麻酔科の専門医
が行います。
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手術前の検査(血液検査、心電図など)が必要な場合、別途費用となります。 |
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手術日が決定しましたら、内金として予定手術費用の10%をお支払いいただきます。 |
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手術日決定後に予約の取り消し及び日程を変更をする場合、キャンセル料が発生することがございますので、ご注意ください。 |
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治療・手術の所要時間、術後の経過(抜糸・自然な見た目になるまでの期間)はあくまでも目安であり、実際には個人差がございますので予めご了承ください。 |

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